プレスリリース記事詳細

リクルートキャリア×SOMPOケア 介護業界の定着支援に向けた研修プログラムを開発~2019年2月23日(土)トライアル研修実施~

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:⼩林 ⼤三)が運営する『HELPMAN JAPAN』は、介護業界大手のSOMPOケア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:遠藤 健)と協業を開始します。2社で新たな研修プログラム「CHEER UP! Advance」を開発。SOMPOケアが自社の従業員向けに利用している研修施設を開放し、研修の"場"も提供します。
『HELPMAN JAPAN』は、モチベーション面での定着支援に特化した介護職員向け定着支援研修「CHEER UP!」に強みがあり、研修受講者の1年後の定着率が97%という実績を持ちます。一方でSOMPOケアは、業界で唯一、実際の介護施設と同様の設備や居室を備える研修施設を持ち、社員向けに培った技術面での研修にノウハウがあります。今回の協業により、技術とモチベーションの両方を向上させるプログラムを開発します。

本件の詳細はこちらをご覧ください。
20190116_01.pdf (333.5 KB)


介護業界の⼈材不⾜の解消における定着支援の重要性

介護業界は深刻な⼈材不足に悩まされています。厚⽣労働省は、2025年には約38万⼈の需給ギャップが⽣じると予測しています。同じく厚生労働省の調査によると介護業界は毎年29万人の入職者に対して、離職者が22万人おり、そのうちの6割以上が他産業へ転職することが判明しています。離職者のうちの40%が入職後1年以内の新入介護職員です。
この問題を解決するために『HELPMAN JAPAN』は、介護職員の離職防⽌の⽀援に取り組んでまいりました。どれだけ採⽤者数を増やしても、離職者数が減らなければ⼈材不⾜は解消されないためです。
また『HELPMAN JAPAN』の最新の調査で、技術研修と、モチベーション向上などの技術以外の研修の両方を受講した職員の方が従業員満足度が高くなるということも分かっています(*1)。2010年のサービス開始以来、介護職員の階層別研修(株式会社リクルートマネジメントソリューションズと共同開発)を通じて、職員が働きやすい職場作りを⽀援しています。これまでに約500社、約2,000名の介護職員が当研修を受講しています。

一方、SOMPOケアは、2017年に国内最大級の自社専用の研修センターである「SOMPOケア ユニバーシティ」を建設。2018年は、年間で合計約4万名(2017年 約1.8万人)の介護職員に技術的な研修を実施する中で、新入介護職員の技術面でのフォローすべきポイント(以下、フォローポイント)を特定しました。実際に、SOMPOケア ユニバーシティを法人に導入して以降、離職率も約2.3%下がっています(人事部管理資料)。
この度、当社とSOMPOケアは、双方の研修技術を業界外にも幅広く共有をしたいと考え、両社で協業し、 新しい研修制度の開発をすることといたしました。

(*1) リリースご参照:https://www.recruitcareer.co.jp/news/20181225.pdf

2社のコラボレーションで業界に定着支援の新たな「スタンダード研修」を

前出の調査(P1参照)において、従業員満足度が高い施設は、「技術・スキル研修」と「技術・スキル以外の研修」の両方の研修を実施していることが判明しています。
技術・スキル以外の部分、つまり"モチベーションの向上"を目的とする研修はリクルートキャリアの『HELPMAN JAPAN』が、"技術・スキルの向上"を目的とする研修はSOMPOケアが担うことで、双方の研修ノウハウを組み合わせた新しい研修プログラムを展開が可能となります。そこで、両社で新入介護職員の離職防止に特化したプログラムを介護業界向けに展開していくことを目的として、新たな業界のスタンダード研修となる、「CHEER UP! Advance」の提供を開始します。

実際に新入介護職員が定着・活躍するために重要なモチベーション面、技術面、双方の「3つのポイント」についてご紹介します。

◆モチベーションアップに必要な3つのフォローポイント:

  • 振り返りを通じて、初心を思い出す
  • 業界内同期意識の養成
  • 周囲からの支援を実感する機会

◆技術面での新入介護職が特に悩みがちな3つのフォローポイント:

  • 動作分析から導き出した、起居動作へのアプローチ
  • 自分を守り、ご利用者を守る、安全で安楽な移乗介助
  • 拘縮状態等身体にハンディがある方の更衣介助

開発中の本研修では、上記要素を網羅したプログラムを検討しています。

これまで全国の複数の自治体での定着支援プログラムとして採択をされてきた『HELPMAN JAPAN』の研修プログラムですが、今後は技術・スキル研修を希望するより多くの自治体や企業にも同研修を展開可能にすることで、定着支援の輪を広げていきます。
また、介護事業者につきましても、2014年にサービスを開始した『HELPMAN JAPAN』研修をより多くの全国の新入介護職員に届けることを目標に、本事業を推進してまいります。リクルートキャリアおよびSOMPOケアは、介護業界における更なる職員の定着率向上を目指し、今後も活動してまいります。
本格的な事業の展開前に実験的な研修も実施する予定です。

本件の詳細はこちらをご覧ください。
20190116_01.pdf (333.5 KB)