酒井久典

MEMBERメディア事業エージェント事業 新卒領域

「働く」を探す全員を
幸せにしたい。
大切にしたいのは
手触り感とリアリティ。


酒井久典
酒井久典執行役員

1990年、リクルートに新卒入社。新卒事業領域の営業担当、営業マネジャーを経て2004年、部長に。2012年以降、新卒事業領域、中途事業領域の役員を歴任。2018年4月より、メディア事業(新卒・中途採用領域)とエージェント事業(新卒採用領域)を統括する執行役員。

お客様に必要とされる存在になるということ

リクルートに興味を持ったのは、会った人がみんな正直で面白かったから。ここなら世の中の仕組みを知ることができるし、働いた分だけ正しく評価されると思いました。入社後は新卒事業領域の営業に。中小企業の担当になりました。目標は早々に達成し、天狗になっていた。でもなぜか充実感がない。そんなとき先輩に言われたんです。「数字は達成しているかもしれないけど、お客様の役に立ってるの?」と。入社半年後のことです。ハッとしました。目の前のお客様にとって本当に必要な存在になれているか。数字は結果でしかなく、価値提供の総量を上げていくことが仕事なんだと。そこから自分ではなくお客様に興味を持つようになった。視野が変わると世界が広がり、仕事がどんどん面白くなっていきました。僕がお会いしていた中小企業の経営者は、どんな人にもかっこいいところ、すごいところがある。たとえば地方のニッチな化学メーカー。海外進出をするために一緒にやってくれる人材が欲しいと相談された。採用難易度は高いけれど、一生懸命に市場を調べ、「こんなやり方はどうですか」と提案をすると、経営者が自分を頼りにしてくれる。採用が成功することで、企業が成長する。幸せが循環するんです。人と企業の出会いってリアルなもの。どんな場所にいるどんな人がこの会社にきたら活躍できるのか。現場で人が本当に抱えている悩みや課題。その手触り感に肉薄し、ディテールをとことん突き詰めていくのが、この仕事の難しさであり面白さ。「働く」を扱うということは、人の「人生」を扱うということ。その視点が大事だし、あらゆる事業戦略はそこに立脚しています。

酒井久典

「全員」を幸せにするという覚悟

新卒メディア事業はリクルートの創業事業です。現在では、卒業後働きたい大学生の9割以上が就職先を決めて卒業していくことができる。新卒自由応募というシステムを定着させたのはリクルートの功績です。中途メディア事業においても同様です。産業構造が変わっていくなかで、即戦力を必要とする企業に中途採用を提案し、人材の流動をスタンダードなものとし、採用選考という側面においても、情報の明示など求職者が安心して転職できる状態をつくってきました。「よりよい社会を、マッチングビジネスを通じて、人と組織の側面から実現していく」。それがリクルートの存在価値であり、社会に果たすべき使命であるととらえています。「人生」を扱う事業なのだから、特定の誰かではなく、「すべての人生」を幸せにしたい。「働く」を探す全員に向き合い、サービスのバリエーションを幅広く展開することは、とても難易度の高いこと。だからこそ、「社会起点」で考えるリクルートにしかできないことだと思っています。自分自身、「働く」を通じて得たものは計り知れません。仕事を通じて、社会に必要とされている実感、幸せを感じる瞬間を「全員」に提供したい。今後、AIやビッグデータといったテクノロジーの進化であらゆることが可視化され、効率化が求められる。採用メディアにおいても、最先端の手法をとりいれマッチングの精度を高めていきます。その一方で「人」でしかできないことは必ず残ります。たとえば人間の感情の機微や、職場のリアリティ。顧客以上に顧客を知り、見えない欲求にまで気がついて、顧客のハートに火を点ける。それはリアルな顧客接点を持つ「人」にしかできないことだし、最後まで残る提供価値だと思っています。

酒井久典

自分らしく頑張れば成果につなげられる

社会における「雇用」の在り方はどんどん変化しています。いま世の中で何が必要とされているのか。雇用の現場で何が起きているのか。その両面のニーズをいち早くキャッチし、次々と社会に提案していくために、営業と企画がタッグを組み、商品・サービスの開発、改善を行うプロジェクトが数多く走り出しています。マッチングビジネスは、結びつける双方を幸せにするのが目的なので、どうすればお客様に満足していただけるのか、やっていることの正しさを信じて真っ直ぐ向かっていけば、必ず誰かの役に立てる仕事です。僕が長年リクルートにいる中で最も魅力に感じていることは、ここには多種多様な仲間がいるということ。実現したいビジョンは一緒だけど、持ち物はみんなバラバラ。喜びを感じるポイントや道のりはいろいろでも、大きなチームとしてやっているから、全体で機能するし、どんな人にも役立てる場所がある。「自分らしく頑張れば成果につなげられる」ことが魅力だし、だからこそ「何かをなしえたい」という強い欲を持って入社してきて欲しいと思います。大事にしているのは、安心して喜怒哀楽を出せるような組織づくり。本当に全力で仕事をしていたら喜怒哀楽が露わになると思うんです。真剣にお客様と向き合って認めてもらえるまで頑張る。それを全員がやっている組織なら、自然とモチベーションも高まるし、個人が成長し、事業としても成長する。何より楽しい。どんな場所でも楽しく仕事をしている人は表情に出ますよね。働くことは、人生を豊かにすること。それが誇りだし、社会に影響を与えられるやりがいのある仕事です。

酒井久典

※この記事は2018年3月時点のものです

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