西山和広

PRODUCT就職Shop|意欲ある若者に働く機会を

「我々がやらずに
誰がやるんだ!」その志が、
未来の事業をつくる。

西山和広就職Shop推進部 マネジャー


就職Shop
就職Shop

未経験から「正社員」を希望する若者に、
「書類選考なし、人物本位選考」の求人をご紹介する来店型の就活支援サービス。

西山和広
西山和広就職Shop推進部 マネジャー

1989年リクルート(当時)新卒入社。自分とわずかしか年齢の違わない社員たちがいきいきと仕事の話をし、会社で実現したい夢を語る。そんな先輩たちの姿に惹かれ、入社を決意。人事採用グループ、北海道支社での人材系営業などを経て、2006年に『就職Shop』の立ち上げに関わり、現在に至る。

就職したい若者と未来の担い手を
渇望する企業とをつなぐ『就職Shop』

バブル崩壊を背景にした2000年代の激甚な就職難は、フリーター人口の急増を引き起こした。その影響は未だ尾を引き、「未経験だから正社員になれない」、「早期離職したため再び就職することに自信がない」といった悩みを持つ若者が増えている。一方、国内企業の99%を占める中堅中小企業は長年、「若手を採用したいが、大手と比べ知名度も条件面も見劣りし応募がない」という課題に苦しみ続けてきた。この、若者と企業の雇用のミスマッチという社会課題と対峙し2006年に誕生したのが、カウンター形式の仕事紹介サービス『就職Shop』だ。ショップでは、まず専任のキャリアアドバイザーが登録した若者(求職者)とじっくり面談を行い、履歴書では伝わりにくいその人の持ち味を見出していく。そのうえで「書類選考なし、人物本位の選考、正社員求人」の3条件を満たす求人から、本人がやりがいを感じられる仕事、職場の雰囲気や企業風土が合う企業が紹介され、面接の調整などが進められる。これまで約8万3600人の若者と面談し、6254社(2015年6月末時点)の採用を支援してきた。この『就職Shop』に立ち上げから魂を注ぎ続けてきた一人が西山和広だ。

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自分のなかの「この社会をどうしたいか?」と向き合う

『就職Shop』の原点は、2004年に遡る。当時西山は、リクルートが行政から受託した、若者の就職支援事業『ジョブカフェ』に参画していた。そこで西山は、その後の未来を決定づける体験をする。「訪れる若者の多くが、履歴書だけでは持ち味を伝えきれず、次の選考になかなか進めない経験を重ねていました。そのせいで諦めにも似た感情がその心を塞いでいた。けれど、話してみると、それぞれの若者に素晴らしい持ち味がありました。そして、それを生かす術やきっかけを伝えてあげるだけで、不安げだった表情がぱっと明るくなるのです」。西山の心に、ある想いが生まれた。「それまで求人メディアなどを通じ、広く世の中に貢献してきた自負があった。でももっとお役に立てる仕組みを開拓していかなければならないと痛感しました」。もっと目の前の人の役に立ちたい、もっと良くできる、そんな想いは経営陣への自社サービス展開への起案に活かされていく。「今までは機会を得られなかった方に役立てる新たな仕組みを。これは絶対にうちがやるべき事業。今の世の中の仕組みを変えない限り、いつまでも可能性が拓かれない若者が存在してしまう」。そんな現場からの想いが『就職Shop』創業の起案に活かされた。「大きくは儲からないかもしれないが、必ず黒字化させるので、やらせてください」。3回目の提案でようやく事業化が決まった。事業としてどれだけ収益が見込めるか、ではなく西山たちの現場の熱意が勝った瞬間だった。

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現場にしか答えはない

ショップ第一号は横浜。企画だった西山のもとには、現場から次々と課題や悩みがあがってきた。西山は過去の経験から「もっとこうしたら」と一つひとつアドバイスしたがなぜかそれらは空回り。事業はなかなか軌道に乗らなかった。転機となったのは、マネジャーとしてOPEN2年目の大阪への赴任時だった。「自分にとって初めてのエリア。まずは情報収集しようとミーティングでは、自分の意見を言うのではなく、聞き役に徹した。そうするとメンバーの向こうにいるカスタマーやクライアントがよく見えるようになった。結果にこだわるあまり、自分のなかで思考錯誤するばかりで現場の声の重要性を見失っていたと思い知りました」。若者や企業の生の声にこそ答えがあり、それを最もよく聞いているのは現場のメンバー一人ひとり。その日から西山は自分がアイデアを出すのはやめ、メンバーのアイデアを引き出し、ブラッシュアップするための壁打ち役に徹することにした。「少しずつうまく回り始めました。企業との向き合い方も強くし、それが結果として求職者の可能性を拓くことにもつながっていたのです。一層両者にとって価値ある雇用を生み出せるようになりました」。結果、立ち上げから5年目で黒字化を果たし、現在では周囲の予想を大きく裏切る収益をあげるまでになった。「ようやくスタートライン。47都道府県全てに出店し、日本中の若者に機会を提供したい。まだまだこれからですよ」。西山の視線は、どこまでも未来を向いている。

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※この記事は2016年3月時点のものです

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